エステやクリニックでの施術、高級美容液、サプリメント…私たちは様々な方法で若々しさを保とうと努力を続けてきました。しかし、真の若返りには「細胞レベル」からのアプローチが必要だと、最新の研究で明らかになってきています。
今、医療の専門家たちが注目する新成分「5-デアザフラビン(TND1128)」。従来の美容ケアとは一線を画す、その革新的なアプローチについて、東京医科大学医学総合研究所 免疫制御研究部門 客員研究員の大日向玲紀先生にお話を伺いました。

おもしろいマテリアル「5-デアザフラビン(TND1128)」との出会い
5-デアザフラビン(TND1128)との出会いについて教えてください。
数年前、知人の医師から「おもしろいマテリアルがある」と紹介されたのが始まりです。当時はNMNが話題になっていた時期で、ワシントン大学の今井教授がメディアでも取り上げられていました。そんな中、5-デアザフラビン(TND1128)が試験管レベルでNMNの数倍の可能性を秘めているという情報を得て、非常に興味を持ちました。
5-デアザフラビン(TND1128)の美容効果
実際に使用されてどのような効果が報告されていますか?
30代以降、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)の速度が遅くなってきます。5-デアザフラビン(TND1128)を飲んだことでシミが薄くなったという報告が比較的多く聞かれます。これは、ミトコンドリア機能の改善により、皮膚全体の代謝が活性化され、若い頃のような代謝スピードに近づいているためと考えられます。
効果を実感するまでの期間や、長期的な効果について教えてください。
効果が出るまでの時間が比較的短いのが特徴の一つです。そして、その効果は持続する傾向にあります。短期の効果がしばらく続くという形で、中長期で新たな効果が出てくるというよりは、初期に感じた効果が維持されていく印象です。
5-デアザフラビン(TND1128)で実現する本質的な若返り
従来のエイジングケアと比べて、どのような特徴がありますか?
今の美容業界では、主に見た目の改善、例えば肌を美しくしたり、フェイスラインを整えたりすることに重点がおかれています。皮膚の見た目だけでなく、細胞の修復や活性化を通じて、全身への若返り効果が期待できます。エステやクリニックでの施術が外側からのアプローチだとすれば、5-デアザフラビン(TND1128)は内側から、しかも臓器も含めた全身の若返りにアプローチできる点が大きく異なります。
インナーケアでアンチエイジングが期待できる成分はいくつかあると思いますが、その中で5-デアザフラビン(TND1128)はどのような特徴がありますか?
例えばNMNもサーチュインの活性化とミトコンドリア機能の活性化をしてくれますが、5-デアザフラビン(TND1128)はその両方の作用においてNMNを上回る効果があることがわかっています。いわば「一粒で二度おいしい」効果が、より強力に期待できるということですね。
他の美容ケアと併用は可能でしょうか?
5-デアザフラビン(TND1128)はビタミンBの骨格を持つ成分なので、現段階では他の施術や内服との併用も可能だと考えています。エステでの施術や美容医療との併用についても、現時点では特に問題ないと考えられます。ただし、今後症例が増えていく中で、新たな知見が得られる可能性はあります。
安全性と使用時の注意点
これまで効果のお話をお伺いしてきましたが、安全性についてはどのような知見が得られていますか?
これまで1000件以上の投与実績があり、その中で肝機能障害が2例報告されています。1000以上の母数の中での2例は非常に少ない数字なので、大きく懸念すべきものではありませんし、食品でも薬剤でもやはり接種することで何らかのトラブルが起きてくるっていうのは避けられないことです。
使用する上で、気をつけるべきポイントはありますか?
肝臓で代謝される物質なので、肝炎や肝硬変など、肝臓に持病がある方は医師と相談の上摂取することをおすすめします。サプリメントを含む健康管理全般に言えることですが、定期的な健康診断を受けることで、より安心して継続的にお使いいただけます。会社での定期健康診断なども、ご自身の健康状態を確認する良い機会ですね。
まとめ:内側からの美しさを目指して
見た目の美しさは、実は体全体の状態と密接に関連しています。5-デアザフラビン(TND1128)による細胞レベルでのアプローチは、皮膚の代謝を活性化し、30代以降で低下していく肌機能の改善を可能にします。エステやクリニックでの施術だけでなく、肌の内側からアプローチすることでより本質的な美しさの追求を追求できます。見た目の美しさだけでなく、細胞レベルからの美を目指しましょう!